全23コース
お堀端コース
日本橋本所深川コース
銀座佃島コース
芝高輪コース
渋谷コース
新宿コース
池袋コース
谷中コース
千住コース
言問コース
品川池上コース
目黒田園調布コース
世田谷コース
杉並コース
中野石神井コース
旧中山道コース
飛鳥山コース
西新井竹の塚コース
柴又コース
砂町葛西瑞江コース
井の頭深大寺コース
府中国分寺コース
高尾八王子コース

16.旧中山道コース 駒込駅−板橋本町駅6.6Km

 かつての街道、旧中山道に沿って巣鴨から板橋へと北上する。昭和に開通した新道は古くからの人家を避けたため、旧道の道筋はほぼそのままに、街並は懐かしい面影を残す。巣鴨は江戸の郊外、板橋は宿場町、それぞれの地域が市中に果たした役割を訪ねる。

(1)染井吉野ゆかりの地散歩(駒込駅−庚申塚駅3.0Km)
 駒込駅から染井の地をめぐる。染井稲荷は染井村の鎮守様。染井霊園は播州林田藩の屋敷跡地で、ここに染井と呼ばれる名水のあったのが地名のおこりという。水はけのよい土地柄は園芸に適し、古くから染井は植木屋が多いことで知られた。東京都の花、ソメイヨシノが誕生するのは幕末の頃である。白山通りを渡り、旧中山道へ。とげぬき地蔵で知られる高岩寺は毎月4の日が縁日。参道の商店街は参詣がてらの買物客で大いににぎわう。
<見どころ紹介>  <沿道のコラム>

(2)板橋宿場散歩(庚申塚駅−板橋本町駅3.6Km)
 都電荒川線の庚申塚駅から旧中山道をさらに行く。沿道に建つ種子屋は、江戸時代から道中を行き交う人に野菜のタネを売ってきた店。古風な店構えが懐かしい。再び白山通りと交差し、東光寺を過ぎれば、道はいよいよ旧道の面影が深くなる。ここからが板橋の宿。板橋宿は平尾、中宿、上宿の三宿からなり、その全長は1.7キロにも及んだという。細長く続く商店街沿いには本陣跡・脇本陣跡などの史跡が残されている。途中の石神井川に架かっていたのが板橋の地名の由来となった橋。現在の橋は昭和47年の架橋である。
<見どころ紹介>  <沿道のコラム>

 
より大きな地図で 歴史と文化の散歩道2010 を表示

Copyright© 1999-2024さんぽみち総合研究所 All Right Reserved
質問等は、こちらまで sampo@e-sampo.co.jp